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【杜陵高・定時制】釜石の奇跡(復興教育「被災地で生きていくこと」1年次)

12月19日(火)。
1年次は、オンラインで東日本大震災の語り部として活動するフリーランスの菊池のどかさんを招き、東日本大震災時の体験を拝聴いたしました。

菊池さんは、震災当時、釜石東中学校の3年生でした。
大きな揺れの後、先生が「何やってんだ、早く逃げろ」と呼びかける声を聞いて、高台に逃げたそうです。

高台にいた鵜住居小の子どもたちと手をつなぎ、必死でさらに上の高台に逃げたそうです。
小中学校の児童・生徒は全員無事で、「釜石の奇跡」と呼ばれた出来事です。

菊池さんは、その後亡くなられた方々の思いを胸に、様々な葛藤と闘いながら、地域における災害に備えるためにすべきことを後世の人々に伝えています。



杜高生は、
まずは自分を助けるという教えを大切にしたい」、
災害はいつ来るかわからないので、今から考えておきたい」、
震災を体験したことがない人たちに伝えていきたい」と感想を述べ、震災を体験した方々の思いに寄り添い、災害への備えについて決意を新たにしました。