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【杜陵高・本校定時制】釜石高生の思いを受け取る(釜高生による防災出前授業:3年次)

7月14日(金)。
釜石高校の生徒会11名のみなさんが本校を訪れ、3年次30名を対象に「復興防災出前授業」が行われました。

この授業は、2020年度に始まった釜石高校生徒会の「メッセージ・プロジェクト」の1つの取り組みで、出前授業を通じて東日本大震災の経験を語り継ぎ、防災意識を高めもらおうと活動を続けているものです。
キーワードは「感謝・記録・希望」。

現在活動している釜石高校生徒会のみなさんは、発災当時小学校入学前でした。
幼稚園児でも当時の状況は覚えており、不安でいっぱいだった気持ちや避難所での生活の大変さを振り返りながら、災害時の様子を一生懸命に伝えてくれました。
杜高生も話に引き込まれ熱心に聞くとともに、釜高生と一緒にグループでの話し合いにも力が入りました。

自分が避難所に持ち込んだ食料を他人に分けるか」など究極の選択を考えるクロスロードゲームでは、自分だったらどう行動するか共に考えました。

釜高生が教えてくれた命を守る3カ条
想定にとらわれない
置かれた状況で最善を尽くせ
率先避難者たれ
を、杜高生は肝に銘じたことでしょう。

杜高生徒会長の平野さんは「命を守る3カ条を心しておきたい。家にある防災バッグの場所も確認しなくては」と命の大切さや防災への誓いを新たにしました。

釜石高生のみなさん、ありがとうございました。
また、来年もよろしくお願いします。

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