【杜陵高・通信制】親の気持ちはI(アイ)メッセージで伝える(保護者向け保健学習会)
7月7日(日)。
本校学校医である、未来の風せいわ病院 菊地澄恵先生をお招きして「精神科医が見た・診た不登校の話」と題して保護者向けの保健学習会が開かれました。
定時制・通信制合わせて18名、職員も含めて26名が参加しました。
不登校の生徒へ医療現場ではどうかかわっていくのか、事例をあげながらお話いただきました。
その中で、親としてどのように子どもに向き合っていけばよいのかアドバイスをいただきました。
特に大事なのは、主語を「自分」にして「私は~してほしい」という「I(アイ)メッセージで伝えること」。
「みんな学校に行っているよ」、「ふつうの子は起きて勉強しているよ」などと言ってしまいがちですが、親の「心配している」という気持ちを伝えることが大事だと教えていただきました。
参加者からは、
「アイメッセージはとても参考になりました。家でも使えそうです。」
「子どもの不登校の時から振り返りにもなり、家族としての関わり方の例も取り上げて頂いたので、これからの関わりに生かしていきたいと思いました」
とプラスのコメントをいただきました。
ご講演いただいた菊地先生、参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。