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【杜陵高・奥州校定時制】やってみたいことはやってみる!(先輩が語る会)

9月19日(火)。
2名の卒業生をお招きして就職や進学の現状についてお話を聞く『先輩が語る会』が開催されました。

語ってくださったのは、令和3年度夜間部卒業生の遠藤康哉さん(㈱巴商会岩手営業所)と、同じく昼間部卒業生の渡邉香音さん(岩手県立大学社会福祉学部2年)です。

遠藤さんからは勤務先について紹介していただいた後、「一人暮らし」についてと「社会人に必要なこと」などを簡潔に分かりやすくお話ししていただきました。

遠藤さんが話してくださった内容で印象に残ったものが3つあります。
時間の管理」、「報・連・相」、「言葉遣い」についてです。

時間の管理ができないことで相手にも迷惑がかかってしまうということをお聞きし、普段から時間を守ることを意識して生活する必要があると感じました。

また、報告・連絡・相談を怠ることで大きなトラブルにつながってしまうため、トラブルを防ぎ、そのトラブルの原因となるものを究明するには「報告・連絡・相談」が大変重要なのだということも学びました。

さらに、高校生活ではあまり意識していない「敬語」についてのお話もあり、取引先の相手や同僚、メールや電話などのツールに応じた適切な言葉遣いが大切であることも教えていただきました。
遠藤さんは「仕事での焦りや失敗」についても話してくださり、最初は誰でも失敗するのだから悩みすぎずに対処していけばいいということも教えてくださいました。

社会人になる不安を感じていた在校生が多い中、とても心強いアドバイスをいただけたと思います。


渡邉さんからは進学先について紹介していただいた後、実際の大学生活やサークル活動、趣味やアルバイトなど、多彩なキャンパスライフについてお話いただきました。

特に趣味を生かした「ハンドメイド作品の販売」や「岩手県への企画書提出」について、また「一人暮らしの節約の工夫」などは興味深く、在校生も興味津々でした。

渡邊さんのお話の中で印象深かったのは「やってみたいことはやってみる」ということです。自分のやりたいと思うことが思いっきりできる場所が大学というところだ、とお聞きし、悩みすぎずにチャレンジしてみることも重要なのだと感じました。

また、自分のやりたいことが見つからなかったら、小さい頃や昔好きだったものを思い返して「連想ゲーム」のように自分のやりたいことを見つけていけばいい、というお話もあり、どういう進路を選んだらいいか悩んでいる在校生は安心したようでした。

お二人とも非常に分かりやすく親しみやすい内容をお話ししてくださり、生徒たちは食い入るようにお話を聞いていました。これからの進路活動の参考になる大変貴重な機会となりました。

遠藤さん、渡邊さん、本当にありがとうございました!