【杜陵高】届け、私の想い(第74回岩手県高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会)
9月14日(土)。
二戸市民文化会館で、県内にあるすべての定時制と通信制(8校12課程)から代表が参加し、第74回岩手県高等学校定時制通信制生徒生活体験発表大会が開催されました。
本校の代表として、定時制からは1年次の澤村さんが、通信制からは水野さんが参加。奥州校からは、定時制・4年次の古閑さん、通信制の捧さんが参加しました。
開会式では、昨年度本校通信制の中軽米さんが授与された優勝杯を水野さんが返還。
澤村さんは、『「がんばらない」けど「努力」する』と題して、6番目に登壇。
「がんばれ」・「努力」という言葉に対する想いを、これまでの経験をもとに語り、今後への決意を感情を込めて訴えかけるように表現してくれました。
水野さんは11番目に登壇。
演題は、宮沢賢治「永訣の朝」の結びの一節から引用した、「すべてのさいはひをかけてねがふ」。
自らを俯瞰し、現在に至るまでの心境の変化や今後の進路設計、ハウスクリーニングやとりょんカフェなどのボランティア体験から学んだことを堂々と発表しました。
審査の結果、水野さんが岩手県知事賞を、澤村さんが岩手県高等学校定時制通信制教育振興会長賞をいただきました。
水野さんは岩手県の代表として11月17日に東京都の六本木ヒルズで開催される全国大会に参加します。
今回は、昼食後に参加者による交流会が行われ、参加生徒間の親交を深めることができました。
休憩時間には談笑する様子も見られ、その表情に、発表により成長した様子を垣間見ることができました。
本校通信制は2年連続で全国大会出場となりました。
フリーアナウンサーで本校学校運営協議会委員である小田さんをはじめとして、代表2人の発表に際し、ご支援・ご協力をいただいた方々に深く感謝を申し上げます。