【杜陵高・定時制】雪のない所で雪灯り(雪灯り製作&点灯式:夜間部・3部)
杜陵高校は大正13年(1924年)、ちょうど100年前に盛岡夜間中学としてスタートしました。
現在では昼間部(1・2部)と夜間部(3部)の三部制高校になりました。
歴史ある夜間部(3部)には、現在9名の生徒が日々学んでいます。
1月30日(火)10校時、LHRの時間に夜間部(3部)生徒による「雪灯りの製作」と「点灯式」を行いました。
数日前から、「雪ないけど?どうする?」、例年であれば、雪に覆われ一面真っ白な杜陵高校の駐車場ですが、今年は積雪ゼロという非常事態となりました。今日は学校周辺の残雪をかき集めて制作に取り組みました。
制作方法は、手軽にそして最小限の雪で作成できるようにバケツに筒を入れ、隙間部分に雪を入れて押し固めました。
また、安全面や気象状態に左右されないように、灯りの部分には「ろうそく」ではなく「LEDライト」をガチャガチャのカプセルに格納するという斬新な方法を用いました。
点灯式では生徒会代表の挨拶として3年次の小野さんが、「先輩方が、お仕事の後に苦労して通学した日々や100年の歴史を思うとともに、中央病院や地区の方々に癒しを届けたいと思い、今回、雪灯りプロジェクトを企画した」と述べてくれました。
今後は積雪状況によって継続して実施する予定です。
地域の皆様、雪が降りましたら杜陵高校の雪灯りにお立ち寄りください。
2月16日(金)までの期間、午後5時から夜9時までイルミネーションとともに癒しの光がお待ちしております。