【杜陵高・定時制】初めての3Dプリンタ(杜陵高校DX化戦略#01)
今年度、杜陵高校は文部科学省が公募した『高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)』に採択されました。
全国で1010校、岩手県内では21校が採択です。
ねらいは、高校段階におけるデジタル等成長分野を支える人材育成の抜本的強化です。
杜陵高校では、『杜陵高校DX化戦略』と題して、これを機会にデジタル人材の育成に力を入れていこうと思います。
杜陵高校DX化戦略の第1弾は、
デジタルものづくりなど、生徒の興味関心を高めるデジタル課外活動の促進として、
3Dプリンタを取り扱いました。
3台導入した3Dプリンタを箱を開けて初期設定するところに2人の生徒が活躍してくれました。
今回協力してくれたのは、4年次の中村くんと千葉くんです。2人は情報系の学校への進学を希望しています。幅広い知識や技能を身につけるために挑戦してくれました。
3台の3Dプリンタには、名前がつきました。
「初号機」「零号機」「二号機」です。どこかで聞いたことがあるような・・・・
作業内容は次の通り。
Step1
固定された印刷プレートを六角レンチで解除する
Step2
材料(フィラメント)を固定するプレートを固定する
Step3
材料(フィラメント)をノズルにロードする
Step4
言語設定、WiFi設定、キャリブレーションなどの動作確認をする
Step5
サンプルデータを印刷出力する
これらの作業を約1時間でコンプリートしてくれました。さずがです。
千葉くんは、すでに自宅のPCで3Dソフトを使って、さまざまなオブジェクトを作っているそうなので、是非、自分が設定した3Dプリンタで出力して欲しいと思います。
意外と手軽に3Dプリンタを扱えることを今回、実際に自分の手で触れて体験できたようです。
当面、創立100周年記念キャラクター「とりょん」のキーホルダー製作にフル稼働する予定です。
中村くん、千葉くん、ありがとうございました。