【杜陵高・本校】親の声がけ「私」を主語に!(保護者保健学習会)
7月9日(日)。
学校スクールカウンセラーの及川瑠美子先生を講師に
「日常での子どもとの接し方について」
と題し、思春期の子どもにどう接したらよいのか、本校通信制・定時制の保護者等を対象にご講義をいただきました。
思春期は身体の変化や心の揺らぎが起きて、とても不安定な時期。突然不機嫌になる我が子に戸惑う親御さんも多いはず。しかし、この「反抗」は子どもが大人になっていく上で「自分らしさを確立する」大事な過程であること、を学びました。
接し方のコツは、
自分でやろうとすることを尊重して見守る
本人が好きなこと、感じていることは否定しない
気を遣いすぎない
一喜一憂しない
声掛けは、
「わたし」を主語にして(「わたしは」~してもらえると助かるんだけど」)
肯定文で(「忘れないように」→「~することを覚えておいて」)、そして具体的に。
言葉がけに対する返答には期待しない。親の言葉は「一方通行でよい」等々。
「すべてがドンピシャで「そうそう!」と思うことばかりでした」「悩みが少し、楽になりました」という保護者の声が寄せられました。
親も人。自分自身のセルフケアをして子どもに向き合い、時には人に頼ることも必要です。頑張っているお父さん、お母さんにエールを送ります。