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【杜陵高・定時制】何よりも優先すべきは命(盛岡視覚支援学校さんの避難訓練を見学)

5月14日(火)。
復興教育スクールの学習の一環として、定時制2年次の生徒3名が盛岡視覚支援学校さんの避難訓練を見学させてただきました。

https://www2.iwate-ed.jp/iwp-m/

杜陵高校から視覚支援学校までは徒歩5分。
万が一の災害の際の視覚障害のある方の火災時の避難誘導の方法や、留意すべき事項等を学び、適切な対応や支援の在り方を考えるために昨年度から実施しているものです。

避難開始後、ヘルメットや防災頭巾を着用した支援学校の生徒が白杖を持ち、一歩一歩慎重に職員に誘導していただきながら避難する様子が印象的でした。

対応していただいた視覚支援学校の中村和弘副校長から、本校生徒に「今回は1回目だから速さではなく、正確な手順と安全な移動を重視しました。」とお話を頂きました。

杜陵高生は視覚障害がある方の避難する際の課題とサポートの重要性を認識することができました。

帰り道、あのヘレン・ケラー女史が来盛して植樹した木(写真の木は2代目だそうです)についての案内板を見つけて興味津々。

その中の「然し一人では不可ない、互いに共力して手を握り合って幸福になりなさい」はまさに今回の見学の総括となりました。