セッション２は、主管校である杜陵高校の三田正巳校長から、東日本大震災の経験をもとに、災害に備えて「今、私たちはどう行動する？」と題して、ワークショップを混じえた講演をしていただきました。

東日本大震災当時の高田高校の様子について、被災から学校再開までのこと、当時の生徒さんたちの様子についてお話いただきました。

参加者からは、当時４～５歳の幼い時の記憶を話してくれました。

さらに、高田高校生徒さんが書いた作文を読み、考える時間もあり、参加した生徒一人一人の心を揺さぶる内容でした。
皆、自分ごととして真剣に考え、積極的に発言してくれました。

最後は、各自のスマートフォンで、災害当時に実際に起こった犯罪について調べました。

窃盗や便乗した詐欺など、被災者の心を更に痛める犯罪が多く起こっていたことも知ることができました。

自分の生命を守ることを第一に考えることの大切さを学び、そのうえでパニック時に迷いなく生命を最優先にした行動がとれるのか、深く考える機会になりました。