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【杜陵高・定時制】社会を彩る綺麗な花(3年次総合的な探究の時間:地域探究)

1月17日(金)4校時。
今年一番の積雪の朝でしたが、3年次の総合的な探究の時間では、地域探究の一環で高松の池の散策に出かけました。


以下、特派員からの現地レポートです。

3年次で高松の池を散策してきた。
降り注ぐ雪と白い吐息に包まれながら。

今まさに飛び立たんとする白鳥を見つめ、彼らの命の鼓動が脈打つのを感じていた。
呼応するかのように、我々の細胞も弾け、胸が高鳴るのである。

胸を突き刺すような寒さの中、舞い散る雪と白鳥、そして生徒の笑顔がまるでタペストリーのように織りあがり、美しく、決して色あせることのない情景を作り出していた。

卒業まで残り約1ヶ月。
少年少女のように無邪気にはしゃぐ彼らを見ながら、我々は願っていた。
「この子達がいつか社会を彩る綺麗な花となりますように」と。
時が過ぎ、季節が変わると生徒は次のステージに進んでいく。
目の前に広がる美しい花々を記憶に残し、刻々と迫り来る別れに思いをはせながら我々は帰路につくのである。


以上、詩人の特派員からのレポートでした。